2024年も進化を続けるスマートフォン市場で、ミドルレンジの注目モデルとして登場したのが OPPOのReno11 A と Motorolaのmoto g64 5G です。両機種はそれぞれのブランドの技術力とデザインセンスが詰め込まれ、多機能ながら手頃な価格で提供されています。この記事では、最新のミドルレンジスマホであるこれらのモデルについて、デザイン、性能、カメラ、バッテリー、価格など、さまざまな側面から徹底比較し、どちらがよりあなたのニーズに合うのかを明らかにします。
デザイン比較画像や比較表も掲載しましたので、購入の参考にしてください。
OPPO Reno11 A
OPPO はその革新的なデザインと優れた技術でスマートフォン市場において確固たる地位を築いています。最新モデルである Reno11 A は、2024年6月27日に発売予定であり、すでに多くの注目を集めています。このモデルは、ダークグリーンとコーラルパープルの2色展開で、スタイリッシュな外観が特徴です。約77.5mm x 162mm x 7.6mm(W×H×D)のスリムなボディに加え、質量は約177gと軽量で、持ちやすさも兼ね備えています。
Reno11 Aは、最新の ColorOS 14(Android™ 14ベース)を搭載し、ユーザーに直感的でスムーズな操作体験を提供します。MediaTek Dimensity 7050 プロセッサーを搭載し、2.6GHz×2+2.0GHz×6のオクタコアCPU構成で、高速で効率的なパフォーマンスを実現しています。また、8GBのRAMと128GBの内蔵ストレージにより、アプリケーションの動作やデータの保存もスムーズです。
カメラ性能も Reno11 A の大きな魅力のひとつです。広角6,400万画素、超広角800万画素、マクロ200万画素のトリプルカメラシステムを備え、どんなシーンでも美しい写真を撮影できます。インカメラは3,200万画素で、セルフィーやビデオ通話も高画質です。さらに、67W SUPERVOOC™フラッシュチャージに対応し、約48分でフル充電が可能な5,000mAhのバッテリーを搭載しており、長時間の使用にも耐えられます。
NFC は、おサイフケータイ(FeliCa)対応で、マイナカードの読み取りも可能、確定申告などにも使えます。
OPPO Reno11 A は、その優れたデザインと高性能、そして充実したカメラ機能により、日常使いから写真撮影を楽しみたいユーザーまで、幅広いニーズに応えることができるスマートフォンです。
特徴
OPPO Reno11 A は、67W SUPERVOOC™フラッシュチャージによる高速充電、6.7インチの10億色有機ELディスプレイ、高性能カメラシステムが特徴です。また、軽量でスタイリッシュなデザインも魅力です。
性能
- CPU: MediaTek Dimensity 7050 (2.6GHz×2+2.0GHz×6)
- メモリ: 8GB RAM / 128GB ROM
- ディスプレイ: 6.7インチ フルHD+(2,412×1,080) 10億色有機EL 120Hzリフレッシュレート
- カメラ:
- 広角: 約6,400万画素 (F値1.7)
- 超広角: 約800万画素 (F値2.2 / 画角112°)
- マクロ: 約200万画素 (F値2.4)
- インカメラ: 約3,200万画素 (F値2.4)
- バッテリー: 5,000mAh, 約48分で充電完了(67W SUPERVOOC™フラッシュチャージ使用時)
- 重量: 約177g
- カラー: ダークグリーン / コーラルパープル
- OS: ColorOS 14 (based on Android™14)
ターゲットユーザー
OPPO Reno11 A は、ハイエンドな機能とデザインを求めるユーザーに最適です。特に、高速充電と優れたカメラ性能が求められるユーザーに向いています。スマートフォンでの撮影を楽しむ方や、デバイスの見た目にもこだわる方におすすめです。
価格と購入方法
- 型番: OPPO Reno11 A
- 価格: ¥48,800税込
- 公式サイト: OPPO Reno11 A ページ
moto g64 5G
モトローラはその信頼性と革新性で知られるブランドであり、最新モデルの moto g64 5G もその例に漏れません。2024年6月28日に発売予定のこのスマートフォンは、スペースブラックとシルバーブルーの2色展開で、シンプルかつ洗練されたデザインが特徴です。サイズは約73.82mm x 161.56mm x 7.99mm(W×H×D)で、質量は約177gと軽量で持ちやすい設計となっています。
moto g64 5G は、最新のAndroid™ 14を搭載しており、ユーザーにシンプルで直感的な操作体験を提供します。MediaTek Dimensity 7025 プロセッサーを採用し、2.5GHz x 2 + 2.0GHz x 6のオクタコアCPU構成で、高速かつ効率的なパフォーマンスを実現しています。8GB の RAM と 128GB の内蔵ストレージを備え、アプリケーションの動作やデータの保存もスムーズに行えます。また、最大 1TB まで拡張可能な microSD カードスロットを備えており、ストレージの心配も不要です。
ディスプレイは6.5インチの FHD+(2400×1080)LCDパネルを採用し、90Hzのリフレッシュレートにより滑らかなスクロールやゲームプレイが可能です。カメラ性能も充実しており、広角5000万画素のメインカメラには PDAF と光学手ぶれ補正(OIS)が搭載されており、どんなシーンでも高品質な写真を撮影できます。200万画素のマクロカメラも装備し、詳細なクローズアップ撮影にも対応しています。インカメラは1600万画素で、セルフィーやビデオ通話も高画質で楽しめます。
バッテリー容量は5000mAhで、30WのTurboPower™充電に対応しており、約30分で迅速に充電が完了します。これにより、長時間の使用にも耐えられ、外出先でも安心して利用できます。セキュリティ機能としては指紋認証と顔認証を搭載し、迅速かつ安全なアクセスが可能です。また、防水・防塵機能はIP52規格に対応しており、日常生活での使用においても安心です。
低価格ながら NFC は、おサイフケータイ(FeliCa)対応でマイナカードの読み取りも可能、確定申告などにも困ることはありません。
moto g64 5G は、そのバランスの取れた性能と機能性により、ビジネスからエンターテインメントまで幅広い用途で活躍するスマートフォンです。特に、信頼性の高いパフォーマンスと充実したカメラ機能を求めるユーザーにとって、最適な選択肢となるでしょう。
特徴
moto g64 5G は、30W TurboPower™チャージ対応の高速充電、6.5インチFHD+ディスプレイ、優れたバッテリー寿命が特徴です。シンプルで実用的なデザインが魅力です。
性能
- CPU: MediaTek Dimensity 7025 (2.5GHz×2+2.0GHz×6)
- メモリ: 8GB RAM / 128GB ROM
- ディスプレイ: 6.5インチ FHD+(2400×1080) LCD 90Hzリフレッシュレート
- カメラ:
- 広角: 約5,000万画素 (F値1.8) | PDAF | 光学手ぶれ補正(OIS)
- マクロ: 約200万画素 (F値2.4)
- インカメラ: 約1,600万画素 (F値2.4)
- バッテリー: 5,000mAh, 約30分で充電完了(30W TurboPower™チャージ対応)
- 重量: 約177g
- カラー: スペースブラック / シルバーブルー
- OS: Android™ 14
ターゲットユーザー
moto g64 5G は、コストパフォーマンスを重視し、日常の使用において安定したパフォーマンスを求めるユーザーに適しています。予算を抑えつつも、必要な機能をすべて備えたスマートフォンを求めるユーザーに最適です。スマートフォンの使用頻度が高い方や、長時間バッテリーを重視する方におすすめです。
価格と購入方法
- 型番: moto g64 5G
- 価格: ¥34,800円税込
- 公式サイト: Moto g64 5G ページ
デザイン比較
背面: OPPO Reno11 A はメイン約6,400万画素と大きく3カメラ構成になっているため、moto g64 5G に比べカメラ部分がかなり大きい印象です。素材の処理が上手く高級感もあります。
ディスプレイ: OPPO Reno11 A は4mm弱幅広でベゼルがかなり狭く、moto g64 5G に比べスタイリッシュな印象です。インカメラの位置は同じです。
OPPO Reno11 A は背面・ディズプレイともにスタイリッシュで高級、それに比べて moto g64 5G は少し野暮ったいイメージとなっている印象です。
比較表
項目 | OPPO Reno11 A | moto g64 5G |
---|---|---|
発売日 | 2024年6月27日 | 2024年6月28日 |
価格 | 48,800円税込 | 34,800円税込 |
カラー | ダークグリーン / コーラルパープル | スペースブラック / シルバーブルー |
質量 | 約177g | 約177g |
サイズ(W×H×D) | 約77.5mm × 162mm × 7.6mm | 約73.82mm × 161.56mm × 7.99mm |
バッテリー容量 | 5,000mAh | 5,000mAh |
充電時間 | 約48分(67W SUPERVOOC™フラッシュチャージ使用時) | 約30分(30W TurboPower™チャージ対応) |
急速充電 | 67W SUPERVOOC™フラッシュチャージ / 55W PPS | 30W TurboPower™充電 |
OS | ColorOS 14 (based on Android™14) | Android™ 14 |
CPU | MediaTek Dimensity 7050 | MediaTek Dimensity 7025 |
オクタコアCPU | 2.6GHz×2+2.0GHz×6 | 2.5GHz x 2 + 2.0GHz x 6 |
内蔵メモリ | 8GB(※最大16GB相当まで拡張可能)/ ROM 128GB | 8GB RAM / 128GB ROM |
外部メモリ | microSDXC™ 最大2TB | microSDカードで最大1TBまで拡張可能 |
SIMカードスロット | 排他的デュアルSIMスロット | SIM1(nanoSIM)+SIM2(nanoSIM) / microSD |
SIMタイプ | nanoSIM+eSim ※DSDV対応、VoLTEはau/SoftBank/docomo/UQ mobile/Rakuten/Y!mobileに対応。 | nanoSIM/eSIM DSDV |
ディスプレイ | 約6.7インチ / フルHD+(2,412×1,080) / 10億色有機EL / リフレッシュレート120Hz | 6.5インチ FHD+(2400×1080) LCD 90Hzリフレッシュレート |
アウトカメラ | [広角] 約6,400万画素 (F値1.7) [超広角] 約800万画素 (F値2.2 / 画角112°) [マクロ] 約200万画素 (F値2.4) | [広角] 約5,000万画素 (F1.8) PDAF 光学手ぶれ補正(OIS) [マクロ]約200万画素 |
インカメラ | 約3,200万画素 (F値2.4) | 約1,600万画素 (f/2.4) |
対応周波数 | 5G : n1/n3/n28/n41/n77/n78 4G FDD LTE : Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28 4G TD LTE : Band 38/39/40/41/42 3G WCDMA : Band 1/2/4/5/8/19 2G GSM : 850/900/1800/1900MHz キャリアアグリゲーション対応 | 5G: n1/n3/n28/n41/n77/n78 4G: LTE B1/B2/B3/B4/B8/B11/B12/B17/B18/B19/B26/B28/B38/B41/B42 3G: W-CDMA B1/B2/B4/B5/B8 |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax テザリング対応 | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac 2.4GHz & 5GHz テザリング |
Bluetooth® | 5.2 | 5.3 |
位置情報 | GPS / Beidou / GLONASS / GALILEO / QZSS | GPS, A-GPS, GLONASS, Galileo, QZSS, Beidou |
USBポート | USB Type-C™ / USB2.0対応 / OTG対応 | USB Type-C (USB 2.0) |
センサー | 地磁気センサー / 近接センサー / 光センサー / 加速度センサー / ジャイロセンサー / 重力センサー / ステップカウント機能対応 | 加速度計、近接センサー、環境照度センサー、ジャイロセンサー、eコンパス |
サウンドシステム | モノラルスピーカー / ハイレゾ (対応イヤホン使用時) | ステレオスピーカー / Dolby Atmos |
生体認証 | ディスプレイ指紋認証 / 顔認証 | 側面電源ボタン指紋認証、顔認証 |
防水/防塵機能 | IPX5・IP6X | IP52 |
おサイフケータイ® | 対応 | 対応 |
オーディオ | ヘッドセット差込口: 3.5mm ヘッドセットジャック、マイク: 2、FMラジオ: 対応 | ヘッドセット差込口: 3.5mm ヘッドセットジャック、マイク: 2、FMラジオ: 対応 |
まとめ
この2台のスマートフォンには、デザインや性能スペックに大きな違いがあります。あなたが求めるのはプレミアムな機能と洗練されたデザインでしょうか?それなら、OPPO Reno11 A がぴったりです。一方、コストパフォーマンスを重視し実用性を追求するなら、moto g64 5Gが最適な選択となるでしょう。14,000円の価格差がありますが、それぞれのモデルが提供する価値を考慮して、どちらがあなたのニーズに合っているかをぜひ検討してみてください。