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AMD次世代CPUAStrix HaloとKraken PointをRyzen AIソフトウェアにひっそりと追加

AMDがZen5およびRDNA3.5アーキテクチャの新CPUを発表!

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AMDは、Strix Pointシリーズを超えて、Zen5およびRDNA3.5アーキテクチャを搭載したRyzenラインナップを拡大します。AMDは、多くのファンを魅了するであろう2つの新製品をリリースする予定です。

Strix Halo(STXH)

Strix Halo(STXH)はAMDにとって全く新しいセグメントであり、高性能と強力なグラフィックス機能を兼ね備えています。Ryzen 9000 “Granite Ridge”と同じく多くのコアを持ちながらも、ディスクリートレベルの統合GPUを搭載します。

Kraken Point(またはKrackan)

Kraken Point(またはKrackan)は次世代の低消費電力APUであり、Hawk Pointの直接的な後継となります。

これらの新しいAPUは、最近AMDのソフトウェアやドライバに登場しました。AMDが公式にStrix Haloを確認した一方で、Krackanはまだ正式には名前が付けられていませんでしたが、グラフィックスドライバのアップデートにおいてGFX1152としてリストされていました。これにより、GFX1150(Strix Point)およびGFX1151(Strix Halo)に続く、RDNA3.5グラフィックスを搭載した3番目のAPUとなります。

AMD Ryzen Strix Halo Krackan Point
AMD Ryzen Strix Halo Krackan Point 出典 Ryzen AI ソフトウェア

2つの新製品の構成

新しいRyzenシリーズは、最大16個のクラシックZen5コアと最大40個のRDNA3.5コンピュートユニットを備えたStrix Haloによって更新されます。これにより、AMDは究極のAPUセグメントを創造し、AMDプラットフォームにおいて低価格帯のGPUシリーズを完全に駆逐する可能性があります。

一方、Krackanは4つのZen5コアと4つのZen5cコアを備えた8コアプロセッサです。Haloに比べてコア数は大幅に少ないものの、8つのコンピュートユニットしか搭載していませんが、Steam Deckに使用されているVan Gogh APUの優れたアップグレードとなることが期待されています。Strix HaloとKraken Pointは、リークされたClevoのロードマップにも登場しており、そのリリース日が示唆されています。

AMDの新しいRyzenシリーズの噂に基づいた表

噂のAMD RyzenシリーズGranite RidgeStrix PointFire RangeStrix HaloKraken Point / Krackan
ステータス🟩 発表済み🟩 リリース済み🟨 噂🟨 未発表🟨 未発表
発売日2024年7月2024年7月2025年初頭2025年2025年
ターゲットタイプデスクトップCPUプレミアムAPUモバイルCPU究極のAPUメインストリームAPU
アーキテクチャマルチチップレットモノリシックマルチチップレットマルチチップレットモノリシック
RyzenシリーズRyzen 9000Ryzen AI 300TBCTBCTBC
CPUコア数16× Zen54× Zen58× Zen5c16× Zen54× Zen5<br>4× Zen5c
GPUコア数2CU RDNA216CU RDNA3.52CU RDNA240CU RDNA3.58CU RDNA3.5
デフォルトTDP65-170W28-54W約55-75W約55-120WTBC
NPU50 TOPS (XDNA2)50 TOPS (XDNA2)50 TOPS (XDNA2)

解説

  • Granite Ridge:Zen5アーキテクチャをベースにした16コアのデスクトップCPU。65Wから170WのTDP範囲で動作します。2024年7月に発表されました。
  • Strix Point:プレミアムAPUとして設計されており、モノリシックなアーキテクチャを採用しています。4つのZen5コアと16のRDNA3.5 GPUコアを搭載し、28Wから54WのTDPで動作します。これも2024年7月にリリースされました。
  • Fire Range:モバイルCPUとして計画されている次世代製品です。マルチチップレット設計で、8つのZen5cコアと2つのRDNA2 GPUコアを持ち、55Wから75WのTDPで動作する予定です。2025年の初めにリリースされると噂されています。
  • Strix Halo:究極のAPUを目指す新しい製品ラインで、16のZen5コアと40のRDNA3.5 GPUコアを搭載し、55Wから120WのTDPで動作する予定です。2025年にリリース予定で、50TOPSのNPU性能を持っています。
  • Kraken Point / Krackan:主流のAPUとして設計されており、4つのZen5コアと4つのZen5cコア、8つのRDNA3.5 GPUコアを持ちます。TDPは未定ですが、50TOPSのNPU性能を持つ予定です。こちらも2025年にリリース予定です。

次世代のこれらのAPUはStrix Pointと同様にXDNA2プロセッサを搭載しており、両方とも2025年にリリースされる予定です。

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