マイクロソフトは、Xbox Series X|Sの新モデル「デジタルエディション」を2024年10月15日に発売しました。価格は「Xbox Series X – 1TB デジタル エディション(ホワイト)」が55,978円「XboxSeriesS–1TBデジタルエディション(ホワイト)」が49,978円となっています。
新モデルの特徴は、大容量の1TBストレージを搭載し、お気に入りのゲームをより多く保存できることです。また、ディスクドライブを省略したオールデジタル仕様となっており、ダウンロードソフト専用機となっています。
省電力設計により長時間のゲームプレイが可能に
Xbox Series Xの新モデルには、6nmプロセスで製造されたSoCが採用されています。これにより、従来モデルと同等のクロック周波数を、より低い電圧で実現できるようになりました。その結果、発熱量が抑えられ、従来のベイパーチャンバー方式から従来型のヒートシンクに変更されても、性能を損なうことなく冷却が可能になっています。
Austin Evans氏によるテストでは、アイドル時の消費電力が従来モデルの61ワットに対し、オールデジタルモデルでは28ワット、スペシャルエディションでは51ワットと大幅に削減されています。ゲーム中の消費電力も、従来モデルの平均167ワットに対し、オールデジタルモデルで151ワット、スペシャルエディションで156ワットと、ほぼ同等の熱性能とノイズレベルを維持しつつ、消費電力を抑えることに成功しています。
2TBの大容量ストレージを搭載したスペシャルエディションも登場したが日本での販売予定はない
さらに、一部の国では2TBの大容量ストレージを搭載した「Xbox Series X – 2TB ギャラクシー ブラック スペシャル エディション」も発売されます。価格は599.99ドル(86,999円)で、より多くのゲームを保存できるようになります。ただし、日本での販売予定はないとのことです。
まとめ
Xbox Series X|Sの新モデル「デジタルエディション」は、ディスクドライブを省略することで、お求めやすい価格を実現しました。また、省電力設計により、長時間のゲームプレイが可能になっています。大容量ストレージを搭載したモデルも登場し、ゲーマーのニーズに応える幅広いラインナップが揃いました。次世代ゲーミングを存分に楽しみたい方は、ぜひ新モデルをチェックしてみてください。