NVIDIA（エヌビディア）の次世代GPUであるRTX 5080のノートPC版に関する新たな情報が流出しました。この情報によると、モバイル向けGPUはデスクトップ版と比較してCUDAコア数が24%少ない一方で、前世代のRTX 4080ノートPC版よりも多くのVRAMを搭載する可能性が高いとされています。
これは、ノートPC版とデスクトップ版の間に大きな性能差が生じる可能性を示唆していますが、それでもRTX 5080モバイルは前世代のRTX 4080ノートPC版と比較して大幅な性能向上をもたらす可能性があります。
RTX 5080ノートPC版の予想スペック
RTX 5080ノートPC版は、GB203 GPUを基にしていると報告されています。このチップは、RTX 5090ノートPC版およびRTX 5080デスクトップ版でも使用されるものです。当然ながら、RTX 5080ノートPC版のGB203はデスクトップ版よりも性能を抑えたバージョンになると予想されます。
情報筋によると、RTX 5080ノートPC版の構成は以下の通りとされています：
- CUDAコア数：8,192
- VRAM：16 GB GDDR7
これは、デスクトップ版RTX 5080（GB203-400-A1）の10,752 CUDAコアと比較すると、24%のCUDAコア数削減となります。
RTX 5080ノートPC版の予想性能
性能面では、16 GBの28 Gbps VRAMと結果として得られる帯域幅により、RTX 5080ノートPC版はRTX 4080ノートPC版と比較して45〜65%高速になる可能性があると推測されています。
この性能優位性により、モバイルGPUはデスクトップ版のRTX 4070 Ti SuperやRTX 4080と同等の性能を発揮する可能性があります。
ただし、これらの性能数値は情報提供者の「概算」によるものであり、確定した情報ではないことに注意が必要です。
RTX 5080ノートPC版の期待される用途
RTX 5080ノートPC版は、1440pおよび4Kゲーミングに適した高性能GPUとなる見込みです。RTX 4080ノートPC版からの大幅なアップグレードが期待されており、2025年のCES（コンシューマー・エレクトロニクス・ショー）で実機が披露される可能性があります。
まとめ
RTX 5080ノートPC版は、デスクトップ版と比較してCUDAコア数が減少するものの、VRAMの増加により前世代のRTX 4080ノートPC版を大きく上回る性能を発揮する可能性があります。1440pや4Kゲーミングに適した高性能GPUとして期待されており、2025年のCESでの登場が待たれます。ただし、現時点での情報は推測に基づくものであり、実際の性能や仕様は変更される可能性があることに留意が必要です。
