Appleが今後数か月以内に発売を予定している廉価モデル「iPhone SE 4」について、最新の情報が明らかになってきました。これまでA17 Proチップを搭載するという噂が流れていましたが、最新の情報によると、iPhone 16シリーズと同じA18チップを採用する可能性が高まっています。
A18チップ採用の背景
この情報はX（旧Twitter）のプライベートアカウントから発信され、MacRumorsが報じたものです。報告によると、iPhone SE 4に搭載されるチップの識別子は「T8140」とされています。これはA18およびA18 Proチップの識別子と一致しています。ただし、廉価モデルにフラッグシップ用のProチップが使用される可能性は低く、標準のA18チップが採用されると見られています。
スペック詳細と期待される性能
- •プロセッサ：A18チップ
- RAM：8GB
- ディスプレイ：Dynamic Island搭載
- OS：iOS 18.3（出荷時）
- 5Gモデム：Apple独自開発品
特筆すべきは8GBのRAM搭載で、これによりAppleの人工知能機能を十分に活用できる仕様となっています。
デザインと外観の変更点
最新の噂によると、iPhone SE 4はiPhone 16に近いデザインを採用し、従来のノッチに代わってDynamic Islandを搭載する見込みです。これにより、より現代的な外観となることが期待されています。
通信機能について
5G対応については、Qualcommではなく、Apple独自開発の5Gモデムを搭載する予定です。ただし、Qualcommの製品と比較すると性能面では若干劣る可能性が指摘されています。
発売時期と市場への影響
当初は4月の発表が予想されていましたが、iOS 18.3を搭載して出荷されるという情報から、発売時期が前倒しになる可能性も出てきています。
まとめ
iPhone SE 4は、従来の廉価モデルというポジションを超えて、フラッグシップモデルに迫る性能を実現する可能性が高まっています。3年サイクルで更新されるSEシリーズにおいて、Appleは長期的な使用に耐える高い性能を確保しようとしているとみられます。価格設定と実際の性能のバランスが、市場でどのように評価されるか、今後の展開が注目されます。
ポチップ
