ホームガジェットパソコンパーツAMD、RTX 5070に対抗!RX 9000シリーズを"攻撃的な価格"で投入か

AMD、RTX 5070に対抗!RX 9000シリーズを”攻撃的な価格”で投入か

RDNA 4アーキテクチャ採用の新GPUで中・上位市場に挑む

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GPU市場で圧倒的な存在感を示すNVIDIAに対し、AMDが次世代GPU「Radeon RX 9000」シリーズで異例の価格戦略を打ち出すとの噂が浮上しています。2025年3月の発売を控えた同シリーズは、NVIDIAの「GeForce RTX 5000」シリーズ(特に5070などミドルレンジモデル)を直接狙い撃つ価格帯で登場する可能性が高く、市場関係者の注目を集めています。

噂の核心:RX 9000シリーズ価格が既存モデルRX 7800 XTにも影響

生産終了通告が示すAMDの決意

中国メディア「IT Home」が報じた内部情報によると、AMDは2025年1月に「Radeon RX 7800 XT」の生産終了を通告しました。

AMD Radeon 7000 Series
AMD Radeon 7000 Series

当初は2025年第3四半期まで継続予定だった供給を前倒しで停止し、代わりに次世代「RX 9070 XT」「RX 9070」にリソースを集中させる方針です。これにより、RX 9000シリーズの発売後は、旧世代モデルとの価格競合を回避しつつ、NVIDIAへの対抗を強化する構えと見られています。

想定価格帯と市場ポジショニング

  • RX 9070 XT:約600ドル(約90,000円)
  • RX 9070:約500ドル(約75,000円)

現行モデル「RX 7800 XT」が500ドル(約75,000円)で発売されたことを考慮すると、AMDが「同価格帯で性能向上」をアピールする戦略が透けて見えます。特に注目すべきは、NVIDIAの競合モデル「RTX 5070」(549ドル/約82,350円)との価格差です。リーク情報によれば、RX 9070 XTはRTX 5070 Tiと同等以上の性能を150ドル(約22,500円)安で提供する可能性があり、コスパ重視のユーザーに訴求すると予想されます。

RX 9070 XTの予想価格の詳細

Radeon RX 9070 XT

  • 当初の予定価格:$899(約165,000円〜175,000円)
  • 最新の予想価格:$479〜$599(約71,850円〜89,850円)
  • AMDのリファレンスモデル:$479(約71,850円)
  • AIBパートナー製モデル:$549〜$599(約82,350円〜89,850円)

Radeon RX 9070

  • 当初の予定価格:$749(約145,000円〜155,000円)
  • 最新の予想価格:$499〜$549(約74,850円〜82,350円)

これらの価格は、NVIDIAのGeForce RTX 5070($549)やRTX 5070 Ti($749)と比較して、かなり競争力のある水準となっています。

日本での実際の販売価格は、為替レートや税金、流通コストなどの要因により、単純な円換算とは異なる可能性があることに注意が必要です。最終的な価格と詳細なスペックは、3月に予定されている正式発表を待つ必要があります

技術進化:RDNA 4アーキテクチャの革新点

レイトレーシング性能が大幅向上

AMDが「RX 9000」シリーズで採用する「RDNA 4」アーキテクチャは、前世代比で最大1.5倍のレイトレーシング性能向上を達成するとされます。従来、NVIDIAの「DLSS 3.5」や「RTコア」が強みとされていた分野ですが、AMDは「FidelityFX Super Resolution 3」の進化版を搭載し、4Kゲーミングでの競争力を高める姿勢です。

主要スペック比較(噂ベース)

モデルGPUダイメモリTDP
RX 9070 XTNavi 4816GB GDDR6230W
RTX 5070 TiGB20312GB GDDR6X220W

ベンチマークリーク情報では、RX 9070 XTが1440p解像度で平均120FPSを維持し、RTX 5070 Tiを5~10%上回る性能を発揮したとされます。ただし、これらのデータはベータ版ドライバーでの計測値であり、正式リリース時にはさらに最適化が進む可能性があります。

市場戦略:AMDが狙う「ミドルレンジ支配」の可能性

消費者メリットと業界への波及効果

AMDの価格戦略が成功すれば、以下のような市場変化が予測されます:

  1. ミドルレンジ市場の活性化
     500~600ドル帯の高コスパGPUが増加し、PCゲーミングの裾野拡大に貢献
  2. ノートPC・ポータブルゲーミングPCへの転用加速
     低消費電力化が進むRDNA 4アーキテクチャが、モバイルデバイス市場でのAMD優位を後押し
  3. NVIDIAの価格戦略への影響
     RTX 5000シリーズの価格設定に調整圧力がかかる可能性

ただし、懸念点も存在します。2024年末時点でAMDのGPU市場シェアは18%(Jon Peddie Research調べ)とNVIDIA(78%)に大きく差を付けられており、価格競争だけでは逆転が困難な状況です。また、生産終了したRX 7800 XTの在庫処理が不十分だと、新旧モデルの共食いリスクも残ります。

まとめ:2025年GPU戦争の行方を握る「価格性能比」

AMDの「Radeon RX 9000」シリーズは、技術的な進化に加え、戦略的な価格設定でNVIDIAに対抗する意欲作です。特に、500~600ドル(約75,000~90,000円)帯での性能競争が激化すれば、ゲーマーにとっては高品質な4Kゲーミングがより手頃な価格で楽しめるようになるでしょう。ただし、実際の市場受け入れにはドライバーの安定性やソフトウェアエコシステムの充実度も影響します。2025年3月の正式発表まで、引き続き情報のアップデートに注目が必要です。

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