Googleの人気ミッドレンジスマートフォン「Pixel 9a」の発売日が2025年3月26日に決定したことが明らかになりました。例年5月のGoogle I/Oで発表されていた A シリーズですが、今回は2ヶ月前倒しでの発売となります。
予約開始は3月19日からで、店頭販売も3月26日から開始される予定です。価格は128GBモデルが499ドル(約74,850円)、256GBモデルが599ドル(約89,850円)からとなっています。なお、256GBモデルは前モデルから40ドル(約6,000円)の値上げとなりました。
スペックと新機能
Pixel 9aは6.2インチOLEDディスプレイを採用し、120Hz のリフレッシュレートに対応。画面保護には Gorilla Glass 3 を使用しています。
プロセッサには最新のTensor G4を搭載し、8GBのRAMと組み合わせることで、さらなるパフォーマンスの向上が期待されます。
カメラシステムは以下の構成となっています:
- メインカメラ:48MPセンサー
- 超広角カメラ:13MPセンサー
- フロントカメラ:13MPセンサー
バッテリーと充電
バッテリー容量は前モデルの4,492mAhから大幅に向上し、5,100mAhとなりました。充電速度も18Wから23Wに強化され、より快適な使用が可能になっています。
ただし、ワイヤレス充電については7.5Wのままとなっており、この点については改善の余地が残されています。
カラーバリエーション
Pixel 9aは以下の4色展開となります:
- Obsidian(オブシディアン)
- Porcelain(ポーセリン)
- Iris(アイリス)
- Peony(ピオニー)
競合製品との関係
Pixel 9aの発売時期である3月には、Nothing Phone (3a)および(3a) Pro、Samsung Galaxy A56など、競合となる製品の発売も予定されています。中価格帯スマートフォン市場での競争が一層激化することが予想されます。
まとめ
Pixel 9aは、より大容量のバッテリーや高速な充電機能、新プロセッサの搭載など、前モデルからの進化点が多く見られます。一方で、256GBモデルの値上げについては、ユーザーからの反応が気になるところです。
発売時期の前倒しにより、春商戦での presence を高めようとするGoogleの戦略が見て取れます。競合製品との性能比較や実際の使用感については、製品発売後の詳細なレビューを待つ必要があるでしょう。