パナソニックLUMIX S5Dを海外で発表: 1600ユーロ(約26万円)以下の驚きのフルサイズミラーレスカメラ
2024年10月10日

世界経済の減速が進む中、高級時計市場にもその影響が表れています。ロレックスやパテック フィリップ、オーデマ ピゲといった高級時計ブランドの価格が、中古市場で2年半ぶりの安値水準となっています。
ブルームバーグのSubdial Watch Indexは、取引量の多い高級中古時計50銘柄を追跡していますが、過去30ヶ月で約45%下落しました。
高級腕時計のリセール価格は以下のように推移しています:


この数字から分かるように、2022年2月をピークに価格は大幅に下落し、現在はほぼ横ばいの状態が続いています。
例えば、現在平均60,800ドル(世界約900万円、日本約1,100万円)で取引されているAudemars Piguet Royal Oak Jumbo Ultra Thin の価格は、この2年半で40%以上下落しました。一方、パテック フィリップのNautilus Travel Timeは35%、ロレックスのDaytona 116506は30%下落しています。



この価格下落の背景には、欧米の金融引き締め政策があります。米連邦準備制度理事会(FRB)を筆頭に、ヨーロッパの中央銀行も相次いで利上げを実施してきました。これにより、企業や個人の借入コストが上昇し、消費意欲が冷え込んでいるのが原因と考えられます。
欧米の金融引き締めが長期化する中、企業や個人の借入コストは高止まりしています。米国のインフレ率は2024年7月時点で約3%まで低下しましたが、FRBは目標の2%に到達するまで金利を高めに維持すると示唆しています。
ジェローム・パウエルFRB議長は、2025年までにインフレ目標の2%に到達するとは考えていないと述べています。ジョー・バイデン大統領は、景気後退は予想していないと繰り返し述べていますが、ウォール街は確信を持てずにいます。
JPモルガンのストラテジストらは、米国が景気後退を避ける確率は23%だと述べ、バンク・オブ・アメリカのチーフエコノミストは2024年末までに景気後退に陥ると予想しています。
日本銀行は2024年8月31日の金融政策決定会合で、政策金利を0.25%程度に引き上げることを決めました。この決定は、世界的な金融引き締めの流れに日本が追随する形となり、いわゆる「円キャリー」を巻き戻す効果があると考えられます。
円キャリーとは、低金利の日本円を借りて、より高い金利の外貨建て資産に投資する取引を指します。日銀の金融引き締めが今以上に進み、円金利が上昇すれば、円キャリーの魅力が減少し、日本円が買い戻され、資産価格全般に下押し圧力がかかり、高級時計の市場価格の下落にも拍車がかかる可能性があります。
ただし、高級時計は本質的に希少性が高く、長期的な価値の保存性が高いとされています。一時的な需要減退があったとしても、中長期的には根強い人気を維持すると予想されます。日銀の金融引き締めが高級時計市場に与える影響は、短期的には注視が必要ですが、長期的な市場の成長力を損なうものではないでしょう。
高級腕時計の価格が下落している現在、多くの人が「今が買い時なのでは?」と考えているでしょう。しかし、以下の点を考慮する必要があります:
高級腕時計市場は、経済要因の変動により価格が大幅に下落しています。これにより、一部の投資家やコレクターにとっては絶好の買い時となっている可能性があります。ただし、市場の不確実性を理解し、自身の経済状況や投資戦略に基づいて慎重に判断することが重要です。
高級腕時計の購入を考えているのであれば、今がその好機かもしれません。この機会を逃さず、賢明な選択を心がけましょう。