GIGABYTEが公開した動画により、AMDの未発表CPU「Ryzen 7 9800X3D」の詳細情報が明らかになりました。同社が紹介したX3D Turboモードに関する動画の中で、誤って新型プロセッサーの情報が含まれていたものです。
X3D Turboモードの実力
このモードは、コア分散、帯域幅チューニング、ハードウェア電力バランシングに焦点を当てており、SMTを無効化することでゲーミング性能を向上させるとされています。GIGABYTEの検証によると、3つのゲームタイトルにおいて3.56%から5.01%のパフォーマンス向上が確認されています。
メモリオーバークロックとの相乗効果
AMDの公式DDR5 OCプロファイルであるEXPOと組み合わせることで、Ryzen 9 9950Xでは7%から18%、Ryzen 9 7950X3Dでは8.5%から16%の性能向上が得られるとしています。
動作クロックと対応マザーボード
公開された情報によると、X870E AORUS Masterマザーボード上で9800X3Dは4742.81MHzで動作し、DDR5-4800メモリに対応することが判明しました。
発売時期と今後の展開
AMD は11月7日に Ryzen 7 9800X3Dを正式発表する予定で、詳細なスペックと価格は発表前日に公開される見込みです。
まとめ
今回のリーク情報により、AMDの次世代プロセッサーの性能向上が期待できることが明らかになりました。X3D Turboモードによる最適化と、メモリオーバークロックとの組み合わせにより、さらなるゲーミング性能の向上が期待できます。正式発表での詳細な情報公開が待たれるところです。