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2024年10月6日

AIにローカルのファイルを読ませたい。でも、クラウドへ送るデータやAPIの利用量が気になる。そんな人に向け、PerplexityのWindows向け機能がAMD Ryzen AI Max搭載PCへ広がりました。
AMDの発表によると、Perplexityのノートパソコン向けAI機能はRyzen AI Max搭載Windows PCで利用できます。Perplexityの告知では、Pro / Maxプラン(個人・法人)とGPU利用可能メモリ24GB以上が条件です。ローカル推論はPerplexityのコンピューター機能の利用枠を消費しません。
この記事でわかること
AMDは2026年9月24日、Perplexityのノートパソコン向けAI機能がRyzen AI Maxシリーズ搭載のWindows PCで利用可能になったと発表しました。対象にはAMD Ryzen AI Halo開発者向けプラットフォームも含まれます。
この機能は、複数の手順をまとめて実行するPerplexityのコンピューター機能を、対応PC上のローカルAI処理に広げるものです。AMDによれば、ファイル分析などのローカルタスクや繰り返し実行するワークフローを、自分のハードウェアで処理できます。
| 項目 | AMD / Perplexityの告知内容 |
|---|---|
| 対応CPU | Ryzen AI Maxシリーズ |
| 対応プラットフォーム | Windows 10 / 11。Ryzen AI Haloを含む |
| 利用プラン | Perplexity Pro / Max(個人・法人) |
| 必要メモリ | GPU利用可能メモリ24GB以上 |
| 処理場所 | ローカルAIタスクはPC上で実行 |
| Perplexityのサービス内利用枠 | ローカル推論では消費しない |
| 発表日 | 2026年9月24日 |
ここでいう「ローカル」は、モデルの推論をPC内で行うという意味です。すべての処理が必ずオフラインになる、という発表ではありません。
今回の実用面で分かりやすいのは、ローカル推論ならクラウドAPI経由のトークン処理を使わず、Perplexityのサービス内利用枠も消費しないことです。AMDによると、ファイル分析などのローカルタスクや繰り返し実行する作業を、自分のPC上で処理できます。
AMDは、ローカル推論ではPerplexityのコンピューター機能に設定されたサービス内の利用枠を消費しないと説明しています。この利用枠はAPI経由のトークン数とは別の単位です。クラウド推論に切り替えた場合のAPIトークン数や料金は、今回の発表では説明されていません。
これまでローカルAIを使うには、モデルを探し、推論ソフトを入れ、エージェントやアプリ連携を自分で設定する場面がありました。このノートパソコン向け機能は、その組み合わせをPerplexityのアプリから使える形にまとめます。AMDは、Ryzen AI MaxのCPU・GPUと大容量の共有メモリをローカルAIの基盤として説明しています。
ただし、今回の発表はベンチマーク結果や、モデルごとの処理速度を示したものではありません。「何秒で回答するか」「何件のファイルを処理できるか」は、この情報だけでは判断できません。
ローカルで始めたタスクでも、より高度な推論が必要ならクラウド側のモデルを使う場合があります。AMDも、PC内での実行に加えて、必要に応じて大規模な推論へ切り替えられる柔軟性を説明しています。
「ローカルAI対応」は「クラウドへ一切つながらない」という意味ではありません。より高度な推論やウェブ検索が必要なタスクはクラウドへ進む場合がありますが、Perplexityによると、端末から情報を送る前に利用者の許可を求めます(AMD Newsroomの発表から同社Blogへ移動できます)。機密資料を扱う人は、許可を求められたときにクラウド処理の要否を判断できます。
ローカルで完結する仕事が多い人には、クラウドへ送るAPIトークンを使わずに処理できる利点があります。ただし、クラウド推論に切り替えた場合のトークン数や料金は今回の発表から分からないため、利用条件を別途確認する必要があります。
AMDの告知が名指ししているのはRyzen AI Maxシリーズです。Ryzen AIブランドの別シリーズや、Radeonグラフィックスを搭載するWindows PC全般への対応まで発表したわけではありません。
導入前にはCPUがRyzen AI Maxシリーズかを確かめ、対応Windows環境とPerplexityアプリの条件を確認してください。AMDの発表には日本向け料金や契約プランの詳細がありません。
Ryzen AI Maxで動かすローカルAI全般を知りたい人は、Radeon 8060Sと8065SのローカルAI比較や、Ryzen AI MaxでローカルAIを使うためのガイドも参考になります。普段使い向けの内蔵GPU PCを探しているなら、Radeon 890M搭載ノートPCの選び方で用途を比べられます。
Q. Perplexityのノートパソコン向け機能はRyzen AI Max搭載PCなら誰でも使えますか?
A. いいえ。Ryzen AI MaxシリーズとGPU利用可能メモリ24GB以上に加え、Perplexity Pro / Maxプランが必要です。Ryzen AI搭載PC全般が対象ではありません。
Q. ローカル推論ならAPI経由のトークンを使いませんか?
A. PC内で行うローカル推論はクラウドAPI経由のトークン処理を使いません。AMDは、Perplexityのサービス内利用枠も消費しないと説明しています。クラウド推論へ切り替えた場合のAPI利用量や料金は発表されておらず、オフライン専用の機能とも案内されていません。
すでにRyzen AI Max搭載PCがあるなら、次に確かめるのは契約条件とローカル処理の範囲です。新しいPCを買う理由にする前に、その線引きを見ておきましょう。

Source: AMD Newsroom(同告知からPerplexity Blogの案内へ移動できます) / AMD Ryzen AI Halo / ASUS ROG Flow Z13(2025)公式ギャラリー