米国でのPixel 9 Proの価格リークがあり、Pixel 9シリーズは前モデルと比較して大幅な値上げが予想されています。この情報を受け、日本国内でもPixel 9シリーズの価格上昇が懸念されています。Googleのスマートフォンは、日本市場においても根強い人気を誇っていますが、今回の値上げによってPixel 9シリーズの販売動向にどのような影響が出るのか注目したいと思います。
Pixel 9 Proと9 Pro XLの米国価格リークで値上げが確定
Googleは8月13日のイベントに向けて準備を進めており、ユーザーやテック業界はPixel 9シリーズとそのアップグレードに期待を寄せています。リーク情報は絶えることなく、価格以外のほぼ全ての情報がリークされている状況でした。すでにGoogle自身の発表に向けて技術的なサプライズは残されていません。そして今回、最後まで不明だったPixel 9 Proと9 Pro XLの米国価格を明かすリークが登場しました。
Redditユーザーが共有したT-Mobileのリストには、Google Pixel 9 Proと9 Pro XLのストレージ別価格が記載されています。リークによると、Google Pixel 9 Proの価格は1,000ドル(約145,000円)から、Pixel 9 Pro XLは1,200ドル(約174,000円)からとなっています。
Pixel 9 Pro XLは200ドル(約29,000円)の値上げ、256GBから販売か
注目すべき点は、256GBと512GBのストレージバージョンが同じ価格で提供されていることです。これは、Googleによる事前注文のプロモーションとして、ストレージのアップグレードを無料で提供するキャンペーンが影響している可能性があります。Pixel 9 Pro XLモデルは、6.8インチディスプレイを搭載し、Pixel 8 Proと同じサイズでありながら、200ドル(約29,000円)の値上げとなっています。また、このリストでは、Pixel 9 Pro XLのベースモデルが256GBストレージから始まることが示唆されていますが、以前の報告では異なる情報が示されていました。
円安の影響で、日本での大幅な価格上昇は避けられない?
米国での価格情報を基に、日本での予想価格を算出してみましょう。為替レートや税金、流通コストなどを考慮に入れると、Pixel 9 Proの日本での価格は約19~20万円程度、Pixel 9 Pro XLは約24~25万円程度の設定が予想されます。これは前モデルのPixel 8 Proと比較して、3〜4万円程度の値上げとなる見込みです。
高額化するスマートフォン市場、消費者の選択肢は?
スマートフォンの高額化が進む中、消費者の選択肢も変化しつつあります。一部のユーザーは、より手頃な価格帯の製品に目を向け始めています。中国メーカーのスマートフォンは、高いコストパフォーマンスを武器に、日本市場でもシェアを伸ばしています。
一方で、Googleのスマートフォンに魅力を感じているユーザーは、価格上昇を受け入れる可能性もあります。Pixelシリーズは、純粋なAndroid体験とカメラ性能の高さが評価されており、根強いファンも存在します。
まとめ
Pixel 9 Proシリーズの米国での価格リークを受け、日本でも大幅な値上げが予想されています。円安の影響も加わり、Googleのスマートフォンは高額化が避けられない状況です。一方でPixel 9 Pro Foldの価格はオリジナルのPixel Foldと同じであることが強調されています。これは、高度な機能と競争力のある価格設定で、折りたたみ式スマートフォンの市場ポジションを維持するための戦略かもしれません。
消費者の選択肢は多様化しつつありますが、Pixelシリーズの魅力に惹かれるユーザーも依然として存在します。Pixel 9 Proシリーズの日本での価格と、消費者の反応に注目が集まります。噂の価格設定について公式な確認はまだありませんが、Made by Googleイベントまであと1週間を切っており、Pixel 9シリーズの全貌が明らかになるのが楽しみです。
※$1=¥145