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2024年10月12日

AMDは主要パートナーに対し、メモリ価格高騰を理由としたGPU全製品ラインの価格改定を通知しました。今回の値上げは最低でも10%に達する見込みで、ようやく希望小売価格まで下がったばかりのRadeon RX 9070シリーズにも影響が及びます。
台湾メディアUDNによると、AMDは既にASUS、Gigabyte、PowerColorなどの主要パートナーに価格改定を通知しており、今回の値上げ幅は最低10%と推定されています。

AMDの価格改定は全製品ラインに適用される見通しです。
Radeon RX 9070 XTは日本国内で最安94,800円まで値下がりしており、初めて10万円を切る水準に到達していました。AMDの希望小売価格(MSRP)は税込112,980円ですが、市場競争により大幅に下回る価格で販売されていた状況です。
しかし、10%の値上げが実施されれば、これらの価格は数週間以内に10万4,000円〜12万5,000円程度に上昇する可能性があります。
Radeon RX 9070とRX 9070 XTは3月6日に発売されましたが、カスタムモデルのみの展開となり、長期間にわたって定価を大幅に上回る価格で販売されていました。ようやくMSRP付近まで下落したタイミングでの値上げ通知となり、購入を検討していたユーザーには厳しい状況です。

グラフィックスカードの価格上昇の根本原因は、DRAM(メモリチップ)の供給不足にあります。
価格上昇の実態
この上昇率は金価格の上昇率すら上回る異常な水準です。
メモリ価格高騰の背景には、データセンター向けAI需要の爆発的増加があります。
OpenAIのStargateプロジェクトなどの大規模AI開発により、Samsung・SK Hynixとの大型供給契約が締結され、目標として「月間90万枚のDRAMウェハー生産能力の加速的な拡大」が掲げられました。
メモリメーカーの対応
結果として、ゲーミングGPUに使用されるGDDR6メモリの供給が逼迫し、価格転嫁が避けられない状況となりました。
AMD単独の動きではなく、業界全体の問題として認識すべき状況です。
NVIDIAとAMDは既にパートナーに対し、GDDRメモリの調達コストが上昇することを確認しており、2026年第1四半期、場合によっては12月にも価格改定が実施される可能性があります。
PowerColorの担当者はReddit上で、「年末の最終週より前に購入することを推奨する」と警告を発しています。
短期的影響(2025年末〜2026年Q1)
長期的見通し(2026年以降)
ただし、これらは現在の市場動向が継続した場合の予測であり、メーカーの生産体制変更や新規参入により状況が変化する可能性もあります。
パートナー各社は古い価格契約で製造された在庫を保有しているため、小売価格への反映には数週間から数ヶ月かかる可能性があります。しかし、その在庫が尽きれば、新たな高価格での販売が始まります。
推奨される対応
✓ 現在のGPUで快適にゲームができているか?
✓ 来年前半に必ずGPUが必要になるか?
✓ 予算に10〜20%の上昇余地があるか?
YESが2つ以上なら年内購入を推奨。1つ以下なら様子見も選択肢。
AMDのGPU価格改定は、単独の企業判断ではなく、グローバルなメモリ市場の構造的問題に起因しています。AMD・NVIDIAのいずれも責任はなく、AI需要に対して生産能力を迅速に増強しなかったDRAMセクターが根本原因とされています。
ゲーマーにとっては厳しい状況ですが、現在の価格水準は間もなく過去のものとなる可能性が高いでしょう。GPU購入を検討している方は、年内の決断が賢明と言えます。