NVIDIA GeForce RTX 5060 Tiが3月発売!16GBモデル先行でメモリ帯域幅55%向上
2025年2月27日

「Steam Deck 2」の候補APUのベンチマークが、10月20日の報道で公開されました。6コア12スレッド、24GB LPDDR5-9600という数字です。ただし、記録されたのは開発ボード「GBR-FF6-SKT」でのテストで、Valve向け製品の仕様ではありません。Valveが正式発表していない未確認情報ですが、6コアCPUに24GBメモリという数字は気になります。
この記事でわかること
2026年10月20日、TechPowerUpが次世代Steam Deck候補とされるAMDのAPUを報じました。同じ日にVideoCardzも取り上げています。出どころはいずれも公式発表ではなく、OpenBenchmarking.orgのテスト記録をもとにした未確認情報です。

型番は「AMD 100-000001930-12_Y」、2.4GHz動作、開発ボード「GBR-FF6-SKT」でのテストです。Ubuntu 24.04、Mesa 26.2.0-devel、GpuTest 0.7.0環境です。量産前のサンプルなので、製品の性能そのものにはなりません。
CPUは6コア12スレッドで、Van Gogh系(Zen 2、4コア8スレッド)から50%増です。メモリは24GB LPDDR5-9600で、OLEDの16GB LPDDR5-6400から容量も速度も上がります。内蔵GPUは2,400MHz表記ですが、アーキテクチャとCU数は未確認です。CPU世代もZen 6/Zen 6cという推定で未確認です。
| 項目 | LCD(2022) | OLED(2023) | 候補(リーク) |
|---|---|---|---|
| CPU | 4C/8T Zen 2 | 同左 | 6C/12T(世代未確認) |
| メモリ | 16GB LPDDR5-5500 | 16GB LPDDR5-6400 | 24GB LPDDR5-9600 |
| GPU | RDNA 2(Aerith)1.6GHz | RDNA 2(Sephiroth)1.6GHz | 2,400MHz表記、構成未確認 |
| APU名 | Aerith | Sephiroth | Gainsborough(推定) |
上記の数値も開発ボード「GBR-FF6-SKT」の記録です。消費電力・冷却は不明で、筐体次第でクロックは変わります。
GpuTest 0.7.0の合成OpenGLテストです。OLEDは1280×800フルスクリーン、候補は1024×768ウィンドウで、候補が有利な条件です。GiMarkでは候補が下回りました。
| テスト | OLED | 候補APU | 傾向 |
|---|---|---|---|
| GiMark | 4,408 | 3,871 | 候補が下回る |
| FurMark | 3,323 | 3,508 | 約5.6%上回る |
| Plot3D | 56,807 | 75,170 | 候補が上回る |
| PixMark Volplosion | 3,007 | 5,476 | 候補が上回る |
FurMarkでは候補APUが約5.6%上回りました。ただし測定解像度と表示方式が異なるため、この差を性能向上率として評価することはできません。さらにVideoCardzは、FurMarkの結果に極端に低い160点の測定が1件混入し、平均値を下げていることも指摘しています。Plot3Dでも上回りましたが、GpuTestはゲームではなく、実際のfpsではありません。
APU名は「Gainsborough」とされます。初代Steam Deckの「Aerith」、OLEDの「Sephiroth」もFF7由来で、系譜としては次世代候補です。ただし名前だけで確定はできません。
Van GoghベースのシリコンがRyzen Z2 Aに再利用された前例があります。同じことが起きれば、Steam Deck 2ではなく「Ryzen Z3系に流用されたSKU」の可能性もあります。コア50%増でも、載る製品がSteam Deckとは限りません。
ValveはSteam Deck 2を発表しておらず、時期・価格・日本展開も未確認です。買い物の判断は変わりません。OLEDで遊べている人が買い替える段階ではありません。
AAAタイトルを携帯機で動かしたい人には、6コア12スレッドと24GBという方向が気になります。消費電力・冷却・実クロックが不明では判断できません。Windows機も比べるなら、ROG Xbox Allyの動向も見ておくといいです。
このベンチを見て「Steam Deck 2は速い」と結論づけるのは早すぎます。解像度が違い、開発ボードで、ゲームではありません。それでもコア50%増と24GBという方向は、携帯機の前提が変わりつつある証拠です。
2027年以降の携帯ゲーミングPCは「小型の据え置き機」から独立したプラットフォームへ変わっていくかもしれません。正式発表で確認したいのは、実クロックと消費電力、そして日本での発売時期と価格です。
Q: Steam Deck 2はいつ発売されますか? A: 未確認です。Valveからの発表はなく、時期・価格・日本展開も分かっていません。
Q: このベンチはゲームのfpsですか? A: いいえ。GpuTest 0.7.0の合成OpenGLワークロードで、解像度もOLEDと異なります。
Q: 今買うのは損ですか? A: 今買うのが損という話ではありません。ただし正式発表で確定する実クロック・消費電力・日本の発売時期と価格が揃うまでは、次の買い替え判断の材料が足りません。
リークは未来の予告編で、製品そのものではありません。発表までは今のSteam Deckで遊ぶのが堅実です。
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Source: VideoCardz・TechPowerUp